少々余談です。
平均値の計算(加算記号の計算)で,やっと計算機の出番がやってきました。
平方根(√ボタン)の計算機能がついているもの,メモリ機能がついているもの(M+ M- MR MCボタン)を選びましょう,というのは,このような計算機のことをいいます。関数電卓というガチの本格的なものでなくてよいです。これ,心理学部の備品なのですが,足し算のボタンが大きいので,結構気に入って使っております。
平方根は,あと何回か授業を経ると使います。
メモリ機能は後期の授業で特に役に立ちます。
ただ……現代では,スマホアプリという,文明の利器もありまして,こちらも捨てがたい。
こんな感じのシンプルな表示ですが
ルート機能もついております。メモリ機能は……
メニューから計算履歴を呼び出すとよいです。
3月11日は何を計算したんだろ?……大学の授業時間を計算したんだったっけ。大学の1科目の授業時間90分と,当該1科目の自宅学習時間90分とで,180分が,授業1回分の学習時間なんだね。それを15回やるから,トータルで1科目2700分の学習時間となる。
それを時間に直すと45時間!……多いのかなぁ?大学の1科目2単位って,2日間48時間にもならないのかぁ……とも解釈できる。
そういえば,iPhoneの計算機アプリを使う際には注意。ボタンを早押しすぎると,キー押し判定が有効にならなくて,数字の打ち間違いが生じることが多いようです。(最新バージョンでは直ったともきくけれど,どうなんでしょうか?)
Microsoft Excelの場合には 心理学基礎実験実習1で少し触れましたが……
ごらんのように「ホーム」タブに「ΣオートSUM」という機能がついています。
答えを出すところを選択して,このキーを押すと,自動で合計が計算されます。
ここにも書いてある「Σ」 シグマの記号は,総和 Summation の頭文字Sを,ギリシャ文字で当てたものです。
この授業 心理学統計法1では,Excelを使った計算をせずに,計算機で1つ1つ計算してもらいます。「面倒くさい」と思ったら,数学のセンスがある……。1つ1つ計算するのが面倒だから,一般的な数式を使って考えるという,ものぐさをやるわけ。
ということで,余談も終わり。
本日の授業はここまで。
ありがとうございました(_ _)
<教科書>
稲葉由之 (2012). プレステップ統計学Ⅰ:記述統計学 弘文堂
<文献>
山内光哉 (1998). 心理・教育のための統計法[第2版] サイエンス社