仮説検定をまとめよう。
新しいExcelシートを作って書いてみたが,あまり見栄えがよくない。論文やレポートのきまりごとでは,数学記号は斜字体(イタリック)で書くので,気になる方はフォントを直す。
帰無仮説H0と対立仮説H1の書き方は,板書で示した通り。要因Aは2水準なので,対立仮説は記述の通り≠で結ばれることになる。
仮定については,被験者間条件なので,無作為かつ独立に抽出ということが原則。
有意水準1%で決定のルールを決めよう。分子自由度,分母自由度はすでに計算した。配布のFの表を見て,臨界値を調べる。そうすると記述した通りとなる。
※あれ?さっき(3)の計算結果とあわない……ちょっとこの画像待っててね。
※※(2020.05.14.)(3)の計算が誤りでした。こちらが正解
計算と決定のところ。計算のところは,分散分析表を作り,これにまとめる。小数点以下第2位までを表示にまとめると,小数点が揃うので見栄えがする。帰無仮説を棄却するべきF値があれば,アスタリスクをつけて,表下部に注釈を入れよう。
ということで,今回の課題は完成。
授業もおしまい。
ありがとうございました(_ _)
<教科書>
小塩真司 (2018). SPSSとAmosによる心理・調査データ解析:因子分析・共分散構造分析まで 東京図書
<文献>
森敏昭・吉田寿夫(編著) (1990). 心理学のためのデータ解析テクニカルブック 北大路書房
山内光哉 (1998). 心理・教育のための統計法[第2版] サイエンス社