はい こんにちは(_ _)
本日は,中央値に関連する散らばりの表現について学びます。
四分位範囲(しぶんいはんい)という名前で呼びます。記号はQ。
四分位とは,人数を4分の1ずつに分ける値のことを言います。したがって,四分位は,値が3つあります。
値の小さい方から
第一四分位:Q1
第二四分位:Q2
第三四分位:Q3
と呼びます。
第一四分位は,別名25パーセンタイル点といい,値が小さい方から25%の人数,大きい方から75%の人数で分ける値をいいます。
第二四分位は,中央値のことです。50パーセンタイル点ともいいます。値の小さい方から50%の人数,大きい方から50%の人数で分ける値のことですね。
第三四分位は,別名75パーセンタイル点といい,値が大きい方から25%の人数,小さい方から75%の人数で分ける値をいいます。
四分位範囲は,第三四分位の値から第一四分位の値を引いたものです。板書しましたが,この減算によって,中央値を含む50%(半数)の人数の値の幅がわかり,これを散らばりとするわけです。
107ページに,その求め方が書かれております。
本日の課題(問題演習)を行いながら,学んでください。
ひとくぎり です。
<教科書>
稲葉由之 (2012). プレステップ統計学Ⅰ:記述統計学 弘文堂
<文献>
山内光哉 (1998). 心理・教育のための統計法[第2版] サイエンス社