はい こんにちは(_ _)
本日は教科書57ページ。中央値の話から。
中央値 メディアンは,板書の通りで,要するに「人数を半分に分ける値」ということ。
例も示しましたが,中央値は,データを大きい順,あるいは小さい順に並べなおして,数えていくことで求められます。データ数が奇数のときと,データ数が偶数のときとでは,求め方が違います。
前回の課題2.の中央値Mdは,(1)4 (2)6 (3)10.5 (4)9 ですね。
※データ数の真ん中付近に同点がある場合には,特殊な計算方法もあるのですが……教科書では,そのような計算方法を求めていませんので,教科書の通りにしておきます。
ちなみに,Excelの関数で中央値は「=MEDIAN()」です。()かっこ内には指定されたデータの範囲が入ります。
中央値の特徴は,問題5-1を解いていただきたいですが,中央値からの絶対偏差の和が最小になる,というものです。
絶対値はわかりますか?こたえが正の数ならばそのまま,負の数ならば正の数に直す,というものでしたね。
だから,絶対偏差の和は,必ず正の数になります。
ひとまず ひとくぎり
<教科書>
稲葉由之 (2012). プレステップ統計学Ⅰ:記述統計学 弘文堂
<文献>
山内光哉 (1998). 心理・教育のための統計法[第2版] サイエンス社