甲子園大学心理学部 授業

甲子園大学心理学部 金敷担当の授業をアップします。

心理学統計法3 第6回 (1)

はい こんにちは(_ _)

混合計画の交互作用についてです。

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統計法3 板書06-01

交互作用の単純主効果,被験者内要因の1水準の中で,被験者間要因の単純主効果を検討する場合,さらなる計算が必要です。

Fの分子部分については,計算手順が被験者間計画と同じです。

Fの分母部分,誤差項が前回とは異なります。MSpoolの計算方法は板書の通りで,SSpoolが,要因Aの誤差項SSw1と要因Bの誤差項SSBxw2を足し算します。これを,dfpoolで割る,要因Aの誤差項自由度dfw1と要因Bの誤差項自由度dfBxw2を足し算した値で割るわけです。

 

では,実際にデータを分析しましょう。データのファイルはTeamsにアップします。

 

とりあえず ひとくぎり 

 

<教科書>

小塩真司  (2018).  SPSSとAmosによる心理・調査データ解析:因子分析・共分散構造分析まで 東京図書

<文献>

森敏昭・吉田寿夫(編著)  (1990).  心理学のためのデータ解析テクニカルブック 北大路書房

山内光哉   (1998).  心理・教育のための統計法[第2版] サイエンス社

 

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