はい こんにちは(_ _)
混合計画の交互作用についてです。
交互作用の単純主効果,被験者内要因の1水準の中で,被験者間要因の単純主効果を検討する場合,さらなる計算が必要です。
Fの分子部分については,計算手順が被験者間計画と同じです。
Fの分母部分,誤差項が前回とは異なります。MSpoolの計算方法は板書の通りで,SSpoolが,要因Aの誤差項SSw1と要因Bの誤差項SSBxw2を足し算します。これを,dfpoolで割る,要因Aの誤差項自由度dfw1と要因Bの誤差項自由度dfBxw2を足し算した値で割るわけです。
では,実際にデータを分析しましょう。データのファイルはTeamsにアップします。
とりあえず ひとくぎり
<教科書>
小塩真司 (2018). SPSSとAmosによる心理・調査データ解析:因子分析・共分散構造分析まで 東京図書
<文献>
森敏昭・吉田寿夫(編著) (1990). 心理学のためのデータ解析テクニカルブック 北大路書房
山内光哉 (1998). 心理・教育のための統計法[第2版] サイエンス社