はい。おはようございます(_ _)
変則日程の2回目。
教科書のI-Eテストの得点を計算していこう。
得点の計算方法。板書の通りなんだけど……
20問あるうちの,問題番号奇数のもの(1,3,5,……,19)は,
はい に〇をつけていたら 2点
? に〇をつけていたら 1点
いいえ に〇を付けていたら 0点
と換算する。
問題番号偶数のもの(2,4,6,……,20)は,
はい に〇をつけていたら 0点
? に〇をつけていたら 1点
いいえ に〇を付けていたら 2点
と換算する。偶数番号のこれらの項目は,肯定的な回答の点数が低くなり,否定的な回答の点数が高くなる。点数をひっくりかえすという意味で,逆転項目という。
何か別の色で,点数を回答の横に書いていってみてください。
それから,1,2,3,……と順番に得点をつけていって,ものすごく時間がかかる学生が,意外に多い。1,3,5,……,19まで規則的に点をつけて,終わったら2,4,6,……,20と規則的に点をつけるのだ~
20問の得点をつけ終わったら,全問の合計点を出そう。0点~40点の得点になるよね。それ以外の点数だったら,計算間違いだ。
内向性-外向性テストというぐらいだから,得点は内向,外向というものにかかわっているのだろう。
その通り。得点が高ければ高いほど外向的な性格,低ければ低いほど内向的な性格だ。
では,外向的,あるいは外向性が高いとは? 内向的,あるいは内向性が高いとは?何だろう。
質問項目を見てみよう。質問項目から,少しは性格の何を測っているのか推測できるかもしれない。
たとえば5.の問題,
パーティや社交的な集まりがすきである
板書したように,この奇数番号の問題は,外向性について測定する項目である。
別の例として,12.の問題
自分が気にいったわずかな人としかつきあわない
これが内向性について測定する項目なわけだ。
ということで解説は次で。
<教科書>
木下冨雄・上里一郎・中谷和夫・難波精一郎・辻敬一郎 (1975 / 2018). 教材心理学[第4版] ナカニシヤ出版