はい,おはようございます(_ _) あるいは こんにちは(_ _)
チームごとに設定したテーマ「○○尺度」の紹介を行うプレゼンテーション,うまくできましたでしょうか?
さて,本日も,チームで行ってもらいます。
自分たちのチームで,質問項目を作ってもらいます。
チームで用いる「○○尺度」との相関を検討するものになります。
「○○尺度」の中の質問項目の内容とは,かけ離れた質問内容を考えてください。
たとえば,攻撃性の質問紙だったら,まったく内容の異なる質問「甘いものが好きである」などと訊く質問項目を考え出してください。
最終的に,チームで5問程度を使いますが,まずはチームのメンバーが1人10問程度,質問項目を箇条書きして,多くの候補の中から選別していきます。
チームの中で,共通の評定尺度を使います。
例をあげましたが,チームの中で(4:そう思う,3:ややそう思う,2:ややそう思わない,1:そう思わない)という4件法で評定する場合には,その4件法で回答できる質問項目を考えることになります(例:交通ルールを守るべきだ。)
質問項目は単文がよいです。
教科書7章「尺度項目を作る」を要約する課題を出しましたので,よく読んで質問項目を考えてください。
49ページ「項目作成の際の注意点」のところを特によく読んでください。
意味が複数ある項目は避ける
並列表現を避ける
二重否定になる項目は避ける
ということに,注意しながら,共通の評定尺度の回答選択肢と,きちんと呼応する質問項目を作りましょう。
チームの評定尺度は,4件法あるいは5件法にしてください。このあたりは教科書51ページを読んでください。多すぎると,質問紙に回答しにくい(そもそも,質問紙を読みにくい)のです。
とはいっても,チームごとに設定した「○○尺度」の「○件法」は,7件法や6件法のものもあります。こちらは,その件法をその通りに使ってください。
とりあえず ひとくぎりです。
<教科書>
小塩真司・西口利文(編) (2007). 質問紙調査の手順(心理学基礎演習Vol.2) ナカニシヤ出版