では,質問紙作成のつづき。
2.フェイスシートの作成
フェイスシートを作成します。まずは調査タイトル。1行目の文字のところを1回クリック,カーソルが1行目にあることを確認して,「ホーム」タブ→「段落」→「中央揃え」で,1行目の文字列が真ん中に行きます。
調査タイトルは「大学生の意識調査」にしましょう。授業の一環で調査を行うため,ここでは具体的な内容には踏み込まないことにします。(もちろん問題もあるのですが……これは実際にみなさんが足を使って実際に調査してもらうため,その際に調査内容を口頭で説明してくださる,という前提にもとづいております。)
Microsoft Wordでは,エンターキーを空押しして,改行マークをあらかじめたくさん入力しておくのが編集のコツです。(書式の同じ行が並びます。)
ご覧のように行を選択します。これ,指定行を3回左クリック(トリプルクリック)すると行が指定されますよ!上手に連打してみて。
18ポイントに設定しましょう。
次の行を選択(トリプルクリック),「挿入」タブ→「表」の▼→「表の挿入」を行います。
この表の中に,下記の文章を打ち込んでください。表の中でも改行できます。
この調査は,心理学研究調査法の授業の一環として行っているものです。
大学生の現状を調査することが目的です。あまり深く考えずに,以降の質問のすべてに回答し,調査に協力してくださると幸いです。
回答はコンピュータ上で分析します。データは,回答者の全体傾向を把握するために用いますので,個人を特定することはありません。回答したことの秘密は厳守します。また,データは入力後に責任をもって処分します。
ご協力よろしくお願い申し上げます。
甲子園大学心理学部
指導教員 金敷大之
メール打ちではなくて,文章打ちで,1字全角スペース下げ,最後の調査依頼者は右揃えします。
フェイスシート記入の依頼ですね。次の文を打ち込んでください。全角1字下げ。
下記の性別・年齢の記入をお願いいたします。
この記入をもって,調査への協力をお認めいただいたことになります。
次に,1字下げずに,次の文を打ち込んでください。
性別を教えてください。(いずれかに○をつけてください)
年齢を教えてください。(空白内に記入してください)
次に,2行選択します。性別……の行をトリプルクリックして行選択,その後,Shiftキーを押しながら,↓カーソルを押すと,2行選択できます。(ドラッグしてもできますが,間違えて文自体が動いてしまったりして,イライラするので,Shift+カーソルキー押しでボクはやってます。)
「ホーム」タブ→「段落」→「段落番号」の▼から「新しい番号書式の設定」を選択しましょう。
番号の種類は「半角数字」,番号書式は数字の後ろに「.」半角ピリオドを入力,フォントはArial12ポイントにします。
ご覧のように番号が入りますが,番号のある行のところに改行を入れると,番号が生きたままになります。つまり,前の行の設定を受け継いでしまうのですね。だから,カラのエンターキーを入力して,改行マークを入れておくのです。※番号3に何も入力されていなければ,もう一度改行を入れると,番号は消えます。
次の空き行に,行を中央揃えして,回答欄を作成しましょう。後で切り取って動かします。
2行選択して,その後「切り取り」を選びます。
番号「2.」と「年齢」との間にカーソルをあわせ,右クリックで貼り付けるのですが,オプションは「リストを結合しない」です。
うまくできましたね。
とりあえず ひとくぎりしましょう。
<教科書>
小塩真司・西口利文(編) (2007). 質問紙調査の手順(心理学基礎演習Vol.2) ナカニシヤ出版